ダイヤモンドやルビーなど鉱物系の宝石とは異なり、真珠は生命体から生まれる唯一の宝石。
全ての真珠には個性があり、色も形も様々です。
この個性豊かな真珠たちを同色相のネックレスに仕上げるために、真珠のほとんどの商品には人工的に色を整える調色作業が施されます。
しかしそれは真珠本来の美しさと言えるでしょうか。
「本物」にこだわる松本真珠は、真珠本来の美しさを届けたいが故の挑戦として、当時日本の真珠加工では当たり前のように施されていた「調色」を誰よりも先に廃止。
以来ずっと、松本真珠は無調色真珠にこだわっているんです。
市場に出回っている8割以上の真珠が「調色加工」をされた真珠です。調色とは、生まれてきた個性ある真珠を、同じ様な色合いの真珠のネックレスにする為、人工的に色を整える加工のことを指します。調色加工は真珠の美しさを引き出してくれる一方で、真珠に負担を掛けて行う作業の為、表面が荒れたり、もろくなってしまうという副作用を起こします。松本真珠は当たり前のように施されていた「調色」を、誰よりも先に辞めました。真珠本来の美しさを届けたいが故にこだわり、こだわりぬいて育てられた真珠、それが松本真珠が手がける「無調色真珠」です。
洗練された美しさもメリットの一つですが、最大のメリットは経年変化への強さです。無調色なので、時が経過しても劣化が非常にしづらい真珠となっております。
「巻き・照り・傷・色・形」全てにおいて厳しい選別をクリアする珠のみ、松本真珠のナチュラルパールとして世に送り出されます。
良質な真珠には余計な施しなど必要ありません。最高の珠でなければ出せない、洗練された美しさをご提供いたします。
その美しさから、第27回浜揚げ真珠品評会で農林水産大臣賞を受賞致しました。
この透明感、是非お客様ご自身の目でお確かめください。きっと違いがわかります。
真珠の美しさは、7つの品質要素に基づいて評価されています。
海外でも養殖が行われていますが、最も高く評価されているのが日本のあこや真珠。
日本特有の四季の変化が、高品質な真珠を生み出しているのです。
北陸最大級のブランド数とデザイン数を誇るTAKEUCHI BRIDAL 開発本店では厳選された真珠ネックレスを取り扱っております。
「巻き」とは核の表面を覆っている真珠層の厚さの事を言います。真珠の耐久性という観点からも非常に重要である事、また「巻き」の厚いものほど「輝り」の優れたものになります。あこや真珠は厚さが0.35ミクロン~0.5ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)という非常に薄いアラゴナイトといわれる炭酸カルシウムの結晶が1000枚以上積み重なって構成されています。
自然環境で育まれる真珠は、環境によって様々な形になります。あこや真珠は一般的には丸い珠で、なかでも真円に近いものが最上級とされています。形の変わった不定形なものはバロックと呼ばれ、個性的な変型真珠も、ファッションジュエリーや、真珠の愛好家からは非常に人気のあるものとなっております。
真珠は貝がつくりだす宝石です。真珠が形成される生成過程でしわやへこみ(えくぼ)、突起など、真珠表面の美しさを損なうものを一般的に「キズ」と呼びます。キズの数や大きさ、種類、位置によって真珠の価値は大きく左右され、キズの少ないものが上質とされています。タケウチの厳選した真珠は、無傷やほぼ無傷のグレードを厳選してジュエリーに施します。
「輝り(テリ)」は、真珠の光沢や輝きのことです。強い光沢感のある強い輝きを放つものから、ぼんやりとした光沢の物まで幅広くあります。輝りは真珠の厚さの「巻き」と大きく関係し、巻の厚みのある真珠の方が、より輝りは良くなります。 真珠の内面からの反射光が美しいものが理想的で、輝りの良い真珠は映りこむものがシャープに見えます。
品質が同じであれば、珠が大きいほどに価値が有り、高価となります。珠の直径をmm(ミリ)単位で表示したものを「サイズ」といいます。あこや真珠のネックレスには7mm以上がよく用いられます。 あこや真珠と比べると、大きな珠揃いの黒蝶真珠。10~20cmほどの大きさの黒蝶貝から生まれる黒蝶真珠は、一般的には9~11mmが主流と言われています。
「連相」 とはマッチングとも言われる、ネックレスの珠の揃い方の事を指します。自然環境で育てられる真珠は同じように見えて形や色が異なります。 形や色、テリ、巻きなど真珠のすべての品質を均一にすることで、より美しいネックレスに仕上がるのです。
天然の真珠は人と同じように同じカラーではありません。より白色の鮮やかなお色味や肌なじみのよいクリームかかったお色味など様々。一般的に白い色味が好まれる傾向にありますが、慶弔時の装いに黒っぽい色味が真珠に映り込むこともあるため、お肌に近いカラーも人気のお色味です。黒蝶真珠は深い緑に赤みがかった「ピーコックグリーン」と呼ばれる色目に人気があり、美しい色として評価されています。
慶事でも弔事でもどちらの式典にも対応が可能な宝石、真珠ネックレス。真珠は大人の女性のたしなみのひとつ。
きちんとマナーを知った上で身に着けることで、ワンランク上のフォーマルスタイルを叶えます。